先日、ある20代の方に問われました。
「就職する頃、不安はありましたか?」と。
全くなかった訳ではありません。
自分が何者になりたいのか
何がやりたいのか
よく分からず
決めきれず
それでも時代が良かったので
大して真剣に考えずとも
就職先はあって
何とかやってきました。
今は全く状況が違います。
コロナで人との交流が減り
バイト先がなくなり
大学をやめるか
休学するしかない
コロナで就職も容易ではない
物価も上がってきた
就職が決まっても
今はもう終身雇用ではない
インターネットやSNS
で何でも情報は手に入るけれど
どれを取捨選択したらいいかは
分からない
このような状況で
将来の夢を持て、なんて
言えませんよね。
親が自分の若い頃の経験を
話したところで、
子供の参考にはならない事も多く
かえって分からなくなる、
という話も良く聞きます。
私自身、3年前に
娘が就職する際にも
何かをアドバイスすることは
あまりできませんでした。
今は更に状況も変わってきて
います。
私たち大人の経験なんて
ほとんど役に立たない
では
今の若い世代に
私たちは何もできないのか?
と言うと
そうでもないと思うのです。
時代を経ても
変わらないものがあるからです。
例えば
若い頃はどうしてもまだ視野が狭い
自分の身の回りに起きている
事が全て、となりやすい。
少し遠くから自分を見つめて
周りを見渡す余裕を持てば
それ程深刻なことではなくても
悩んでしまう事もある
そして
人との関わり方も
経験が浅いので
上手く対処する事が出来ない事も多い
けれど、ちょっとしたコツを覚えれば
楽になる
夢や目標を持つ事で
強くなれる事も、実際に持ってみないと
なかなか分からない。
人間は死ぬ時に
思うのは
仕事のことや
成し遂げた事ではなく
家族や友と過ごした
宝石のような時間だという事も。
そういう
「変わらないこと」を
少しずつ伝えられる環境が
作れるといいと思います。
近所のお節介な
おじちゃん、おばちゃん的に
(笑)
社会に出る前の
プレ社会人に
SNSの情報に振り回されず
自分の判断軸を持って
もらうために
サポートしている方がいます。
こういう取り組みが
広がっていくと
若者の自殺者数が減り
夢を持つ若者が
力を発揮してくれるのでは
ないかと思うのです。
私も微力ながら
何かしらの形で
サポートしたいと考えています。
興味のある方は
ご連絡ください。
今日はこの曲と共に♪
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