【感情のマネジメント】 象と象使いのちょうど良いバランス

自分を表現する方法

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今月のテーマは「マイナス感情との付き合い方」でした。


仕事をしていると、感情をそのまま出すことはできず、上手くコントロールする必要がありますよね。

「感情」というと
「感情的」「感情に流される」など、マイナスのイメージがありますが、感情そのものは、自然に沸き起こるものなので、それ自体が悪いものではありません。

問題は
それをどう表現するか、

どう相手に伝えるか、
どう自分に活かすか

という事だと思います。

人間ですから、仕事をしていて
怒ったり
ムカついたり
イライラしたり
誰かが憎たらしくなったり、
がっかりしたり
やるせなくなったり

そういう事や山ほどありますよね。

マイナス感情は、
押し殺したり、誤魔化したり、そういう感情を持った自分を否定してしまうと、益々辛くなってしまいます。


会社員時代に、「この人は尊敬できる」と思う諸先輩方は

普段はとても感情豊かで素直に自分の気持ちを表に出しつつも、ここぞという時には、感情的にならずに冷静に、言うべきことは言うべき時にハッキリと言い、相手に説明する技を持っていました。

そういう感情をその場の状況や相手に応じてどのように表現できるか、

それはその人の品性でもあると私は思っています。

特に怒り、悔しさ、反発、不安などは強い感情なので、自分で消化しきれずに表に出てしまう事がありますね。

そんな時にもそんな感情をそのまま表に出すのではなく、冷静になって

どう表現するのが一番相手に伝わり、効果的なのかを考える余裕が生まれると、人間関係もぐっと楽になってきます。

スタンフォードビジネススクール教授であり、Googleなどの大企業のコンサルタントであるチップ・ハース、ダン・ハース兄弟は著書「スイッチ」の中で面白い表現を使っています。


「感情」は象

「理性」は象使い

「感情」(象)は怠け者で、
長期的報酬(やるべきこと)より、短期的報酬(アイスクリーム)に目を奪われ、暴れん坊

一方、愛や思い遣り、共感など豊かな感情があり、変化を起こすエネルギーを持つ

「理性」(象使い)は、長期的に考えて計画を練り、先を見据える

一方、分析し過ぎ、考えすぎるとセルフコントロールする力を消耗し、衝動を抑えたり、ストレスや失敗に耐える力(心の筋肉)を使ってしまう

どちらも単体ではうまくいかない


豊かな感情「象」を解放して、自分が楽しみ、人を楽しませ、ここぞという時には感情を上手くコントロールして、効果的なコミュニケーションができる「象使い」にもなれる

そんな技が身に付いてくると、仕事のストレスも減りそうですよね。

すぐにできるようにならなくても、意識していれば、段々と身に付いてくるものだと思います。

お手本となる人がいたら、是非真似してみてください。

前回のブログ「夢を叶える 最終話」やInstagramの記事には、たくさんの温かい祝福コメント&メッセージをいただきました。

とても嬉しかったです!
どうもありがとうございました。


今日はこの曲と共に♪
MONKEY MAJIK – 空はまるで【Official Music Video】

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金融機関でプロジェクトマネジャー20年、管理職10年の現場経験、在職中の部下・後輩指導経験とキャリアコンサルタント国家資格の知識を活かし、主にプロジェクトマネジャー、リーダー向けコーチングと社外メンターサービスをご提供しています。

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