最近、埼玉県の
「ムーミンバレーパーク」に
行ってきました。
童心に帰って
ムーミンハウスなどを
楽しんで（笑）
すっかりリラックスできました。
敷地内は広々として、
中央にある池と
周りを取り囲む緑、
寝っ転がることができる芝生と
一日寝っ転がっていたいような空間
アトラクションとしては
地味な方ですが
キラキラしていない
控えめな
北欧の明るさ、温かさが
なんとも心地よかったです。
そう言えば
ムーミンのお話は
小学生以来
読んでいなかったような
一体どんなお話だっけと
忘れていて
改めて
「ムーミン谷の仲間たち」を
読んでみました。
これがなかなか
大人が読んでも面白い本
ちょっと哲学的な要素もあり
出てくるキャラクターの数が
またスゴイ
主要なものでも４０種類！！
著者のトーベ・ヤンソンさんの
ウィットに
感心するばかりです。
本の冒頭に出てくる
スナフキンのお話
「春のしらべ」が
気に入りました。
自由と孤独を愛する
スナフキンは
春の歌を作ろうと
浮かんでは消えていく
旋律のヒントを
追いかけていたのに
「はい虫」が来て
スナフキンの孤独な時間を
邪魔して
自分に名前をつけてほしい
と言うのです。
ここで言い放つスナフキンの言葉
あんまりおまえさんが誰かを崇拝したら、ほんとうの自由はえられないんだぜ
カッコいいぞ、スナフキン
結局、スナフキンは
名前をつけてあげて、
もう勘弁してくれと
はい虫を追い払うのですが
その後、
控え目におずおずと話す
はい虫が
退散してから
気になって
歌作りどころじゃなくなり
はい虫を探しに行って・・・
と言うお話
自由を謳歌している
ニヒルなスナフキンが
追い払った相手が
気になって
歌作りができなくなるシーンが
なんとも愛らしい
他にも
想像力が豊かな「ホムサ」
ズバリと核心をつく「リトルミイ」
気弱な犬の「めそめそ」
秩序を重んじるばかりに
不安になりやすい「フィリフヨンカ」
多彩なキャラクターが
人間の弱いところ
面白いところ
怖いところを
教えてくれています。
先日は、ゲストハウスを
訪れてくれたファミリーの
２歳の坊やが
揺り椅子に乗った
私の膝で本を読んで！と
せがみ
３冊ほど一緒に読む光栄な
機会に恵まれました（笑）
自分の子供に何度も読み聞かせた
「ぐりとぐら」シリーズ
そらまめくんのベッド・・
童心に帰って
ファンタジーを楽しみ
リラックスして
人間の面白さにクスリと笑う
時にはこんなひと時も
いいですね。
愛くるしいお子さん達の顔を
見ていると
ウクライナで
怯えて泣いていた
小さな子供達の顔が浮かびました。
こんなに進んだ世の中で
理不尽な、そして一方的な
戦争が起こっている事実
信じられないような事ですが
今の私達に同じ事が起こったら
こんな愛くるしい顔も
歪んでしまうでしょう。
一刻も早く
平和が戻ることを願っています。
今日はこの曲と共に♪
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