【本に学ぶ】 一生モノのスキルはいつからでも鍛えられる

本に学ぶ

今日は久々に出会った
良書のご紹介
「LISTEN]

職場の人間関係
家族との関係を
ややこしくさせる

「コミュニケーション」の難しさ

その軋轢を減らし、何とか
仕事がしやすく、
生きやすくなる方法はないものか

そんな私達の悩みを反映するように
書店の棚には
「傾聴」「共感」に関する本が
増えましたよね。

普通のビジネスマンも
読んでいる姿を見かけます。

我が家の本棚にも
一列はそちら系の本が
並んでいますが、

そんなジャンルの中でも
久しぶりに、私にとって
「バイブル」となりそうな本

面白いのは、
「ニューヨークタイムズ」紙などで
活躍するジャーナリストである
著者が2年かけて文献を読み、
幅広いジャンルの人から
話を聴き

「聴く」と言うことが
どれ程私達の仕事、生活、健康、
人生そのものに影響するのかを

大変わかりやすく書いていること。

中には
「人質交渉人」や「CIA」の話なども
出て来て

とても興味深く、

最後まで一気に読んでしまいました。

多分、これから
何度も読みかえすだろうなと
思います。


カウンセラーや教師、

医療職や
部下を持つビジネスマンなど、

人の話を聞くことが
特に必要な職業ではなくても

「聴くこと」で
どれだけ自分の可能性を
広げることができるのか

この本を読むと
よくわかります。


全部種明かしをしてしまっては
つまらないので、

特に本の中で
印象に残った部分を少しだけ
ご紹介しますね。

1. 好奇心があるということは、思い込みがないこと

興味や関心を持って
相手の話を聞く、と言うことは

他の人の世界観を理解したい、
という願いと、

人の話には驚きがあり、
その経験には学びがある、という
期待がある状態

相手が何を言うか、
自分にはわかっている、とか

自分の方が良く知っている、
という思い込みがない、ということ



そうなんですよ。

私自身、大反省することがありました。

誰かが説明したり、意見を言ったりする時に、

心の中で
「いやいやポイントはそこじゃなくて」とか
「それよりこっちを先に話た方が」とか

せっかく話してくれているのに

先回りして
自分の考えを進めてしまう癖がなかなか抜けず

「思い込み」そのものですね。

人の話を聞く時には、
自分の考えや、つぶやきを静止させるスイッチ
が必要です。

親しい人との会話もまさにそう。

「もういつもこうなんだから」
そう思って聞いていたら
相手の微妙な表情や真意には
気がつかないまま
イライラとしてしまう羽目に。

優れた聞き手になるためには、
自分が間違っているかもしれない、
という可能性を考えならが聞くこと

自分と違う意見、白黒はっきりしない
グレーゾーンにも耐えられる力も必要

本当に奥が深いです。

2. 「事実」の奥には、必ず感情がある

人の行動には、
正しい理由と、本音の理由があり、

冷静な論理よりも
嫉妬やプライド、恥、欲、恐れ、
虚栄心に突き動かされて
行動する人が多いことを
理解しておくこと

人質交渉の時に、大切なのは
「何が起きたのか話してくれないか」と
相手の言いたいことを聞くのに
時間をかけること、だそうです。

人間は、自分のことを理解してくれないと
孤独になり、不幸になるけれど

人の話は辛抱強く
興味を持って聞くことは苦手

だから
大抵の人は、口を挟まないで
ただ温かい静かな興味を持って
聞いてくれる、という機会を
熱望するのですね。

2. 「聴くこと」は創意工夫の原動力

耳を傾けるとは、
誰かに同意するという意味でもなければ

同意を遠回しに要求することではない。

単に相手の考え方には
それなりの理由があり、

そこから学べるものがあるかもしれない、
という可能性を受け入れること

「理解」はできた、できない
ではなく、
常に、もっと深めることができる

この言葉は一番印象に残りました。

プロジェクトマネジャーだった頃、
人が口を開く前に
自分の意見をまくし立てていた自分が

キャリアコンサルタントという資格を
取る過程で、傾聴の難しさにぶち当たり、

なんとか少しずつ改善していったものの

まだまだ「聴く」ことの奥深さに
唸っています。

一方、その奥深さが
本当に面白いとも思えます。


この本を薦めてくれた友人は
最近転職し、今の勤務先で
どうやったら
自分の提案に周りの人が
耳を傾けてくれるか、を悩んでいました。

この本に出会って
書いてあることを実践し、
少しずつ
効果が現れているそうです。

機会があれば是非!

今日はこの曲と共に♪

 

Pentatonix – "The Prayer" – OFFICIAL VIDEO

Office Grandir

🌷スキルアップやマインド作りに役立つ情報を無料メルマガ「幸せのライフキャリア通信」毎週水曜日に配信中
🌷今月のテーマは「自分の許し方他人の許し方」
🌷ご登録いただいた方に、自分と向き合うための「自分発見ノート」をプレゼント中🎁

 

 

「ご提供中のサービス」詳細はこちら
ゲストハウス
シャンブル・ドット「リトリート」
Webサイト

Office Grandir
プロマネコーチ&社外メンター
いとう あきをフォローする
プロフィール

はじめまして。
金融機関でプロジェクトマネジャー20年、管理職10年の現場経験、在職中の部下・後輩指導経験とキャリアコンサルタント国家資格の知識を活かし、主にプロジェクトマネジャー、リーダー向けコーチングと社外メンターサービスをご提供しています。

現場とキャリアコンサルタント両方の立場からライフキャリアに関するお悩み、物事の捉え方など、ご自分の価値観を見直し、行きたい方向を明確にするお手伝いをしています。

コロナ禍以降、私達の働く環境は急速に変化し、プロマネの役割はこれまで以上に求められています。成長しようと努力されている皆さんを応援し、共に成長していきたい。それがOffice Grandirの思いです。

本に学ぶ
このページをシェアする
いとう あきをフォローする
Office_Grandir

コメント

タイトルとURLをコピーしました